- 入社祝い金について詳しく知りたい
- 入社祝い金の相場や、確実にもらう方法を知りたい
- 入社祝い金について懐疑的な目で見ている
「入社祝い金って本当にもらえるの?」「どうせそんな大した額じゃないんでしょ?」「入社しただけでもらえるなんて怪しい」など、入社祝い金について疑問や不明点も多いのではないでしょうか。
実は、入社祝い金は本当にもらうことができ、企業によっては50万円近く支給してくれるケースもあります。
そこで今回は、入社祝い金についての基本情報や相場、確実にもらうための注意点などを紹介し、入社祝い金についてみんなが気になる疑問を解消していきます。この記事を読むことで、入社祝い金を利用してお得にお金を貰うことができますので、ぜひ参考にしてくださいね。
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入社祝い金とは?
入社祝い金とは、企業に採用されたときにもらえる手当のことです。入社祝い金支給対象の求人に応募して採用が決まると、給料とは別に決められた額が企業から支払われます。入社祝い金が出る求人はさまざまで、求人票に「入社祝い金アリ」などの表記があります。
入社祝い金の出やすさや金額の相場は業界によって異なります。入社祝い金が出る仕事と、その金額相場をまとめると以下の通りです。
- 警備スタッフ…1万~5万円
- 福祉・介護職員…5万~10万円
- トラック運転手…10万円
- タクシー運転手…10万円~20万円
- 期間工など工場勤務…10万~30万円
製造業や警備業では入社祝い金がよく支給され、金額も比較的高額です。特に期間工などの工場でのお仕事は入社祝い金に力を入れている企業も多く、中には50万円近い入社祝い金を支給してくれるメーカーもあります。
企業はなぜ入社祝い金を支給する?
では、企業はなぜ入社しただけでそんなに高額の祝い金を支給するのでしょうか?入社祝い金は入社しただけでお金がもらえるため、怪しいイメージを持っている方もいるかもしれません。ですが、企業にもしっかりとメリットがあるのです。
たしかに、企業側はただお金を渡しているだけでメリットがないように見えますが、「祝い金を出すことで人材を確保したい」という目的があります。製造業などでは人手不足に悩まされているため、祝い金に限らずさまざまな手当や待遇で人材の確保を図っているのです。
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【かえって損するかも?】入社祝い金の注意点
「期間工だと入社祝い金だけで数十万円ももらえるの?!」「入社祝い金は意外にも怪しいわけではないのか」と、入社祝い金のある求人への応募に意欲が高まってきた方も多いのではないでしょうか。
入社祝い金は確かに魅力的です。しかし、注意点もあります。この注意点を知っておかないと、祝い金を貰えなかったり、かえって損してしまったりといったことにもなりかねません。
ここでは、そんな入社祝い金の注意点について以下の4つを紹介していきます。
- 入社祝い金だけを見て求人を決めると後悔する
- 会社ごとに条件があり、満たさないともらえない
- 会社ごとに支給のタイミングも違う
- 入社祝い金は時期によって金額が変動する
1つずつ詳しく解説していきます。入社祝い金について「意外な落とし穴があった」「もっと調べておけばよかった」などと後悔しないよう、最後まで目を通してくださいね。
入社祝い金の注意点1.入社祝い金だけで求人を決めると…
入社祝い金の有無や金額だけで入社を決めてしまうと、後悔してしまうかもしれません。例えば「入社祝い金は高いけど、時給は低い場合」や「入社祝い金はもらえるけど、自分には向いていない仕事だった」などのように、入社祝い金を貰ったその後を考慮しなければなりません。
- 長い目で見ても、もらえる給料は高いか
- 仕事内容や会社の雰囲気は自分に合っているか
- 目先の利益だけでなく、将来のキャリアにとっても良いか
- 他の待遇に関しても問題ないか
これらを踏まえた上で、求人選びをすると良いでしょう。
入社祝い金の注意点2.会社ごとにもらうための条件がある
実は、入社祝い金は「入社さえすればお金がもらえる」というわけではありません。入社祝い金をもらうにはある程度の条件を満たさなければなりません。「もらえるはずの祝い金がもらえなかった」と後悔しないためにも条件を満たす必要があります。
よくある入社祝い金支給の条件としては「出社率が一定以上」「遅刻・早退がない」「特定の期間は在籍していなければならない」「申込書を書いて申請しなければならない」などです。求人によっては詳細が小さく書いてあったり、中には書かれてすらいなかったりなど、わかりにくい場合もあります。後になって「申請してないから祝い金はもらえないよ」と言われるケースも稀にあるほどです。ですので、応募前に入社祝い金の条件はしっかりと確認しておきましょう。
入社祝い金の注意点3.会社ごとに支給のタイミングも違う
入社祝い金が支払われる時期についても、会社ごとに異なります。企業によっては数か月後に支払われる場合や、数か月に分割して支払われる場合も少なくありません。そのため、「今すぐお金が必要だから、入社祝い金が支給されるのはありがたい!」と入社祝い金頼みでお金を計画していると、痛い目に合う可能性もあり得ます。
もし短期間でまとまったお金が欲しい場合は、入社祝い金の支給時期も確認を取りましょう。
入社祝い金の注意点4.入社祝い金は時期によって変動することも
入社祝い金の金額は時期によって変動します。そのため、前に求人を見たときと、入社祝い金の金額が変わっているということは頻繁にあります。
特に人手が足りている時期や閑散期などは入社祝い金が低くなる傾向にあり、2020年~2021年にかけてのコロナ禍の影響で、入社祝い金が減額された例も多く見られました。中には、入社祝い金を廃止してしまった企業もあるため、入社祝い金の有無や金額については”応募時の”情報をしっかりと確認しましょう。
入社祝い金の気になる疑問
入社祝い金の注意点について紹介してきましたが、入社祝い金についてまだまだ疑問に思っていることもたくさんあるかと思います。ここからは、そんな入社祝い金について、みんなが気になる疑問をまとめて解消していきます。求人選びの際の参考にもなりますので、ぜひ目を通してくださいね。
入社祝い金の疑問1.なぜそんなに高額?
入社祝い金についてこれまであまり知らなかった人の中には「なんでそんなに高額のお金をもらえるの?怪しくない?」と感じる方もいるのではないでしょうか。実際、期間工などでは50万円近くの入社祝い金を支給してくれる企業もあります。では、なぜそこまでの高額のお金を、ただ入社しただけなのに支給してくれるのでしょうか。理由をまとめると以下の通りです。
- 大手メーカーだから
- 人材不足だから
期間工などの工場勤務の中でも、入社祝い金が高額なのは”大手メーカー”と呼ばれる企業が多いです。大手メーカーをはじめとする製造業は人手不足の企業が多く、入社祝い金だけでなくあらゆる待遇を手厚くしています。そのため、入社祝い金も他の業種などと比べると高額なのです。
入社祝い金の疑問2.入社祝い金に税金はかかる?
入社祝い金の税金については「企業による」というのが結論です。というのも、入社祝い金をどのような定義づけをするかによって課税対象かどうかが変わるためです。
- ”労働の対価”と位置付ける場合…”契約金”として10%の課税(100万円以下なら)
- ”プレゼント”と位置付ける場合…”一時所得”として非課税(50万円以上なら課税)
多くの場合、入社祝い金は一時所得として定義づけられる場合が多いため、課税の心配はほとんどありません。稀に50万円を超える入社祝い金があるため、その場合は課税対象になります。これらの課税対象について気になる方は応募時などに確認しておきましょう。
入社祝い金の疑問3.派遣会社から応募すると二重で入社祝い金がもらえる?
現在では、派遣会社からの入社祝い金は禁止となっているため、入社祝い金の二重取りはできません。
派遣会社から求人に応募することで「派遣会社と派遣先の双方から入社祝い金を貰えるのでお得なのでは?」という声もありますが、実は派遣会社からの入社祝い金は2021年4月以降、諸久郷安定法の一部改正により禁止となりました。そのため、入社祝い金は勤め先の企業からのみの支給です。
入社祝い金の疑問4.途中退職したらどうなる?返金しなきゃいけない?
「入社祝い金を貰ってからすぐに辞めたらどうなるの?返金しなきゃいけない?」と気になる方もいるのではないでしょうか。基本的には、一度受け取ったら返金の義務はありません。
しかし、企業によっては事前にサインした誓約書に従って返金を求めらる場合もあります。
他にも、入社祝い金は数か月に分割して支給されたり、数か月後に支給されたりなど、ある程度は働かないと仕組みになっている企業も多いです。
そのため、入社する際には入社祝い金の条件や誓約書の内容を確認しておきましょう。
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入社祝い金以外もチェックするとさらにお得に!
ここまで読んで、入社祝い金についての理解が深まって来たのではないでしょうか。実は、入社祝い金以外にも、求人によってはさまざまな手当てや待遇が存在します。そのため、入社祝い金だけでなく、トータルの手当で求人の良し悪しを判断するようにしましょう。
ここでは、入社祝い金以外にも手当てが豊富な期間工を例にとって、入社祝い金以外の手当を紹介していきます。主な手当ては以下の通りです。
<例:期間工の主な手当>
- 基本給/時給
- 残業手当
- 夜勤手当
- 赴任手当(家から寮までの交通費)
- 満了慰労金(3ヶ月or6ヶ月ごとの契約期間満了で一定額支給)
- 皆勤手当(1ヶ月皆勤で一定額支給)
- 経験者手当
- 寮費無料・食費支給
もちろん求人によって手当の有無や金額については異なりますので、それぞれ確認が必要ですが、これらの手当を存分に使うことで、さらにお金を貰うことができます。
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ここまで、入社祝い金について解説してきました。入社祝い金は条件を満たせば入社しただけでもらえ、期間工などでは数十万円も支給されるため、入社祝い金が出る求人に興味が出てきた方も多いのではないでしょうか。
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