「日払いの『規定あり』ってなに?」「どんな規定があるの?」など、日払いの「規定」について詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。
日払いは1日単位で給料が発生する便利な支払いシステムですが、「規定あり」などの記載を見逃すと損してしまう可能性があるため、利用するには日払いについてよく理解する必要があります。
そこで今回は日払いの「規定あり」について、基本的な解説や具体例、日払いの注意点などを紹介していきます。
この記事を参考にして日払いについての理解を深め、賢くお得に給料を受け取れるように、ぜひ最後まで目を通してください。
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日払いとは?
日払いの規定について紹介する前に、まずは日払いについて簡単に紹介していきます。
日払いとは「給料が1日単位で支払われる仕事」のことです。1日ごとに働いた分の給料を受け取ることができるので、すぐにお金が欲しい場合などには助かる支払いの制度です。
日払い求人の多くは「単発」や「短期」の仕事です。勤務日や勤務日数などの融通が利くため、ダブルワークや学生などに人気があります。
また、継続勤務以外の仕事でも日払いに対応してくれる場合があります。
支払日はたいてい翌日~1週間後に支払われます。給料の受け取りは手渡しの場合もあれば振り込みの場合もあり、勤務先によって異なります。
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日払いのメリット・デメリット
ここでは日払いのメリット・デメリットについて紹介していきます。
メリット | デメリット |
---|---|
早く給料がもらえる 単発の仕事が多い 未経験OKの仕事が多い | お金の管理が大変 キャリアアップしにくい 新しい仕事に慣れる必要がある |
日払いのメリット
- 早く給料がもらえる
- 単発の仕事も多く、自分の都合に合わせて働ける
- 未経験OKの仕事が多く、安心して始められる
日払いのメリットは早く給料がもらえることです。
一般的な「月払い」の場合は1カ月分の給料が翌月に支払われますが、日払いの場合は遅くても1週間後には支払われます。
そのため「すぐにお金が欲しい」「1カ月も待ちたくない」といった場合は日払いがおすすめです。
日払いのデメリット
- お金の管理が大変
- 単発の仕事はキャリアアップにつながらない
- 短期の仕事なので、新しい仕事に慣れる必要がある
日払いはすぐにお金がもらえる一方で、まとまったお金が入ってこないためお金の管理が大変なことがデメリットです。
そのため、まとまったお金が必要となる「クレカの支払日」や「家賃の引き落とし日」などを考慮しながらお金の管理をする必要があります。
また、「手元にあるとついつい使ってしまう」という意味でも、お金の管理が大変なのが日払いの特徴です。日払いの場合、給料を現金で手渡しされることが多くあります。
手元にお金があると気分が大きくなってしまい、ついつい使ってしまうのが人間というものです。
お金をしっかり管理し、支払い日までにきっちり貯金しなければならないことが、日払いのお仕事のデメリットです。
日払い以外の支払い方法は?
日払い以外の支払方法と特徴をまとめると以下の通りです。
支払い方法 | 支払い単位 | 支払日 |
---|---|---|
日払い | 1日 | 翌日~1週間後 |
即日払い | 1日 | 当日 |
週払い | 1週間 | 翌日~翌週 |
月払い | 1カ月 | 翌月 |
即日払い
即日払いとは「働いたその日にお給料が支払われる支払い方法」のことです。
日払いとの違いは支払いのタイミングで、日払いの場合は支払いが翌日や翌週のこともありますが、即日払いはその日のうちに給料をもらえます。
週払い
週払いとは「給料が1週間単位で支払われるお仕事」のことです。
締日が毎週1回あり、翌日か翌週に支払われることが多いです。日払いとの違いは給料を締める期間で、日払いよりもまとまったお金を受け取れます。
月払い
月払いとは「給料が1月単位で支払われるお仕事」のことです。
締日が毎月あり、翌月に支払われることが多いです。
まとまったお金を受け取れるためお金の管理がしやすいですが、一方で給料が支払われるまでが長いのが特徴です。一般的な仕事の多くは月払いを採用しています。
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日払いの「規定あり」とは?
ここまで、日払いについての特徴や、他の支払い方法との比較を紹介してきました。
日払いについての理解が深まったかと思います。
日払いや週払いの求人票には「規定あり」と記載されている場合があります。では、この「規定あり」とはどういった意味なのでしょうか。
解説していきます。
「規定あり」とは
日払いの規定とは、企業ごとに決められたルールのことです。
つまり「規定あり」と求人票に記載がある場合「日払いはありますが、この会社で決めた独自のルールがあります」ということです。
企業ごとに「規定」は異なりますので、求人に応募する際は確認が必要です。
「規定あり」の具体例
では、実際にどういった規定があるのでしょうか。
具体例をまとめると以下の通りです。
- 日払いの場合、日給の上限がある
- 日払いの場合は時給が10円低くなる
- 日払いで引き出せるのは給与の〇割まで。残りは翌月まとめて支払い
- 入社後一定期間のみ日払い対応
- 日払いの場合、振込手数料を差し引いた額になる
- 銀行口座の指定あり
- 月払いとは給与計算方法が異なる
- 日払いに対応できる曜日や時間が限られている
特に多いのは「振込手数料を負担」など、普通の給与払いよりも減額されてしまうパターンです。
そのため、どのくらいの金額が減ってしまうのか確認しておくと良いでしょう。
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日払いはなぜ規定がある?
では、日払いではなぜこのような規定があるのでしょうか。
結論からいうと、企業は「あまり日払い対応をしたくないから」です。
日払いは給料を渡す回数が多いため、そのたびに手数料がかかったり、給与計算などの手間が発生したりなど、企業にとっては比較的負担が大きくなります。
そのため、企業ごとに規定を設けるのです。
ただ、日払いは従業員側にメリットがあり、ニーズもあることから日払いに対応している企業も多くあります。
日払いでの仕事をする際には「規定がないか」「規定の内容はどうか」などを確認し、求人をくまなく読むように心がけましょう。
「規定あり」以外も確認しよう!日払いの注意点
ここまで、日払いの「規定あり」について解説してきました。
「企業にとって日払いは負担となるため、企業ごとに独自のルールを設けていることがある」ということはおわかりいただけたかと思います。
実は、日払いの求人で注意することは「規定あり」の項目だけではありません。
ここからは「規定あり」以外の日払いの注意点について解説していきます。
日払いで損しないためにも、日払いについてしっかりと理解したうえで活用しましょう。
- 「日払い=当日もらえる」ではない
- 日払いと日雇いは違う
- 税金について知っておこう
日払いの注意点1.「日払い=当日もらえる」ではない
日払いの注意点1つ目は「『日払い=当日もらえる』ということではない」ということです。
日払いと聞くと「働いたその日に給料がもらえる」と勘違いしてしまう人が多いのですが、実はそうではありません。
日払いとはあくまでも「締め日が1日単位」という意味ですので、実際の支払いは翌日だったり1週間後だったりします。
そのため、日払いを利用する際にはしっかりと支払日を確認するようにしましょう。
また、「どうしても働いたその日にお給料をもらいたい」という場合は「即日払い」の求人を探すようにしましょう。
即日払いなら仕事終わりに給料が支払われるため、早急にお金が欲しい方におすすめのお仕事です。
日払いの注意点2.日払いと日雇いは違う
日払いの注意点2つ目は「日払いと日雇いは違う」ということです。
日雇いも日払いとよく混同されがちですが、意味は異なります。
日雇いとは「雇用が1日単位で発生するお仕事」のことです。
そのため、日払いと同様に給料が1日単位で支払われることもあれば、日払いとは異なり働いた日数分がまとめて支払われることもあります。
言葉は似ていますが、意味は変わるため注意しましょう。
日払いの注意点3.税金について知っておこう
日払いの注意点3つ目は「税金について知っておく必要がある」ということです。
日払いのお仕事をする場合、税金について詳しく知っておかないと損する場合があるため、目を通しておきましょう。
日払いのお仕事は必ずしも「時給×働いた時間」のお給料をもらえるわけではありません。
実は、日払いの給料から「所得税として約10%が事前に差し引かれている(=源泉徴収)」場合があります。
源泉徴収がされる可能性が高いのは以下の条件です。
- 雇用期間が2ヶ月以上で、1ケ月の所得が8万8000円以上
- 雇用期間が2ヶ月以内で、日給が9300円以上
特に日払いのお仕事で注意すべきは2つ目の「日給9300円以上」です。
9300円以上の日給の場合、源泉徴収として約10%が差し引かれるため「日給で1万円だと思っていても9000円だった」といったケースがあります。
この源泉徴収で差し引かれた約10%は「所得税の前払い」のようなものですが、日払いで働く人の多くは所得税を余分に支払っている可能性があります。
この余分に支払った分の税金を取り戻すには「年末調整」か「確定申告」をしなければなりません。
年末調整は企業が行うものなので、会社に任せておけば余分に支払った分が返ってきます。
しかし、年末調整をしてくれない企業の場合は自分で確定申告をする必要があります。
確定申告の時期は毎年2月~3月で、源泉徴収票が必要になるので、勤務先に発行してもらい失くさないようにしましょう。
源泉徴収や所得税、確定申告について不明な点があれば職場の人や税務署に聞くようにしましょう。
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
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まとめ
ここまで日払いについて、簡単な説明や「規定あり」の紹介、そのほかの注意点などを紹介してきました。
日払いの「規定あり」は企業によって内容が異なるため、求人を選ぶ際にはそれぞれ確認するようにしましょう。
この記事の内容をまとめると以下の通りです。
- 日払いとは「1日単位で給料がもらえるお仕事」
- 日払いの「規定あり」とは企業ごとに決められた独自のルールのこと
- 「規定あり」の内容はさまざまなので、それぞれ確認が必要
- 規定が設けられるのは、「日払いには手間や手数料がかかる」から
- 日払いは「規定あり」以外にも注意するといい
ここまで読んで、日払いについての理解が深まったのではないでしょうか。
日払いはすぐに給料がもらえる便利なシステムです。ぜひ日払い求人を選ぶ際にはこの記事の内容を参考にして、納得できる求人を選んでくださいね。
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