- 契約社員の働き方が気になる
- 他の雇用形態との比較が見たい
- 大企業の正社員を目指したい
- 工場での勤務やモノづくりに興味がある
「工場の契約社員はどんな特徴がある?」「工場の契約社員は他の雇用形態とどう違うの?」など、契約社員として工場で勤務することについて気になる方も多いかと思います。
工場の契約社員は待遇の良さから、興味を持つ人も多いお仕事です。
そこで今回は工場の契約社員について、ほかの雇用形態と比べた特徴や、メリット・デメリットについて紹介していきます。
ガッツリ稼ぎたい方や正社員として働きたい方にもおすすめの働き方ですので、ぜひ参考にしてください。
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契約社員の特徴【他の雇用形態と比較】
ここからは、ほかの雇用形態と比較しながら、契約社員の特徴を見ていきましょう。
<雇用形態ごとの特徴まとめ>
雇用形態 | 雇用主 | 契約期間 | 給与 | 労働時間 | キャリアアップ | 待遇など |
---|---|---|---|---|---|---|
契約社員 | メーカー | 制限あり | 日給・時給 | フルタイム | 正社員登用 | 手当が豊富 |
正社員 | メーカー | 制限なし | 月給 | フルタイム | 昇格あり | 賞与あり |
派遣社員 | 派遣会社 | 制限あり | 時給 | フルタイムが多い | 正社員登用 | 派遣会社のサポート |
アルバイト・パート | メーカー | 制限なし | 時給 | パートタイム | なし | なし |
雇用主・契約期間
契約社員はメーカーとの直接雇用で、契約期間の定められている社員のことです。契約社員と同様に期間が定められている派遣社員とは、雇用主がが違います。
雇用主が違うため、給与や待遇なども契約社員と派遣社員とでは異なります。後述しますが、メーカーと直接契約している契約社員のほうが派遣社員に比べて待遇が良い傾向にあり、収入も高くなりやすいです。
契約社員は契約期間が定められていて、基本的には3か月または6か月ごとに契約が満了し、続けて働きたい場合は契約を更新していくことになります。同じ職場で働けるのは最長で2年11か月と定められているため、それ以降は正社員として登用するか、ほかのメーカーに移るかなど、働き方を変えなくてはなりません。
給与
給与形態は日給制や時給制の場合が多く、相場は時給1200円前後、日給1万円前後です。ここに残業代や深夜手当などが付きます。月収にすると25万円~30万円前後が相場です。
ちなみにほかの雇用形態の給料相場は以下の通りです。
- 正社員:月給30万円前後
- 派遣社員:時給1000円~1500円
- アルバイト・パート:時給1000円~1200円
もちろん、メーカーや仕事内容などによって給料は異なります。
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労働時間
契約社員の労働時間はフルタイムです。
勤務時間は工場によって異なりますが、工場は1日の生産量を上げるために24時間稼働している場合も多く、契約社員は日勤と夜勤を一週間ごとに交替する「交替勤務」を採用していることがあります。
キャリアアップ
派遣社員は昇格がありません。契約社員は契約満了ごとに契約慰労金が増えていく場合がありますが、それ以外の基本給などが上がることはあまりないことがデメリットです。
ただ、契約社員に対して正社員登用制度を設けている企業も多く、キャリアアップとして正社員になるという道はあります。
企業によっては積極的に契約社員の登用を行っており、契約社員の期間に上司やメーカーからの信頼を勝ち取ることで、昇格を狙うことができます。
待遇
正社員のようなボーナスはありませんが、契約社員の特徴として手当が豊富なことがあげられます。特に大手の自動車メーカーと契約する期間工では、入社祝い金が最大で30万円前後、満了慰労金が半年ごとに30万円前後など、基本給以外にも手当が充実しています。
- 入社祝い金
- 満了慰労金
- 皆勤手当
- 経験者手当
- 夜勤手当
- 寮費無料または一部負担
- 水道光熱費無料
- 食費支給
もちろんメーカーによって手当の有無は異なりますが、特に大手メーカーなどでは契約社員の待遇が充実している傾向にあります。
>>契約社員と派遣社員の違いについてより詳しく知りたい方は「工場勤務の派遣社員と契約社員はどう違う?雇用形態の違いやメリットについて解説」の記事もおすすめです。
工場の契約社員の仕事内容は?
契約社員は製造ラインに立って決められた作業を担当する「ライン作業」が一般的です。
ライン作業は組み立て作業や検査作業などがあり、自動車メーカーなどではプレスや塗装などを担う場合もあります。
組み立て作業では体力が、検査作業では集中力が、塗装作業では細かい作業が必要となります。
配属先によって求められる能力が変わってきますが、基本的に自分で配属先を選ぶことはできません。
工場の契約社員のメリット
ここまで、工場の契約社員の特徴や仕事内容について紹介してきました。
契約社員はメーカーとの直接雇用のため待遇が良く、手当が豊富ということはおわかりいただけたかと思います。
ここからは、実際に契約社員として働いた際に感じるメリットとデメリットについて紹介していきます。
これから契約社員として働くことを検討している人にとってはかなり参考になりますので、ぜひ目を通してくださいね。
まずはメリットからです。工場の契約社員のメリットをまとめると以下の通りです。
- 大手の求人が多い
- 稼げる
- 未経験歓迎、学歴不問
- 正社員になれる可能性
1つずつ詳しく解説していきます。
工場の契約社員のメリット1.大手の求人が多い
期間工をはじめとする契約社員は大手企業の求人が多い傾向にあります。そのため、仕事が安定しており、福利厚生や手当なども充実していることがメリットです。
製造業は業績好調な上に人手不足に悩まされているため、大手企業であっても採用される確率が高く、好待遇の求人が多いという魅力があります。
工場の契約社員のメリット2.稼げる
工場の契約社員のメリットとして、稼げることがあげられます。先ほども紹介しましたが、工場の契約社員は各種手当が充実しているため、かなり稼ぐことができます。
平均よりやや高めの基本給に夜勤手当や残業代が含まれるため月収は25万円~30万円となります。ここに、入社祝い金や満了慰労金が入るため、契約社員の年収は初年度から400万円以上になることもあるほどです。
さらに、寮付きの求人を選ぶことで、寮費無料、水道光熱費無料、食費支給など、生活費をほとんどかけずに生活できます。つまり、稼いだお金のほとんどを自由に使えるので、短期間でも一気に稼ぐことができるのです。
>>契約社員の給料についてより詳しく知りたい方は「【稼ぎたい人必見】工場契約社員の給料や福利厚生は?」の記事もおすすめです。
工場の契約社員のメリット3.未経験歓迎、学歴不問
契約社員として工場で勤務する場合、特別な知識や技術、経験などは不要です。そのため、未経験者でも採用されやすく、学歴も問われないことが多いことが魅力です。
もちろん、経験者であれば経験者手当がもらえるなど優遇されますが、未経験でも問題ありません。
仕事内容はライン作業が基本となるので、担当する作業量は少なく、作業内容も単純で覚えやすいため、未経験でもすぐに戦力になれます。
契約社員の工場勤務は体力のある20代~30代の男性が多く就業していますが、作業内容によっては体力を必要としないものもあるため、40代以上の方や、女性も少なからず活躍しています。
工場の契約社員のメリット4.正社員になれる可能性も
契約社員の採用を行っているメーカーでは正社員登用制度を設けている場合が多く、大手企業の正社員になれるチャンスがあることもメリットの1つです。
また、自分のやりたい仕事が見つかっていない場合にもこの制度は役に立ちます。まずは契約社員として働いてみながら「自分は工場の仕事がやりたいのか」など自分のキャリアを見つめ、答えが出てから正社員になれるので、リスクが少なく済みます。
注意点としては、必ずしも正社員になれるわけではないということです。企業によっては「正社員登用制度はあってもほとんど機能していない」という場合もあるため、正社員登用の実績が豊富な企業を選ぶといいでしょう。
また、正社員になるには上司や企業からの信頼を得なければならないため、契約社員として真摯に仕事に取り組むことが大切です。
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工場の契約社員のデメリット
工場の契約社員は大手企業との契約のため待遇が良く、未経験でも稼げることなどがメリットです。このように魅力的な一方で、契約社員ならではのデメリットも存在します。まとめると以下の通りです。
- 雇用期間が決まっている
- 雇用が不安定
- 配属先などは選べないことが多い
1つずつ詳しく解説していきます。デメリットまでしっかり把握して、どのような雇用形態で働くかの参考にしてくださいね。
工場の契約社員のデメリット1.雇用期間が決まっている
工場の契約社員の場合、3か月か6か月ごとに契約を更新し、同じ職場で働けるのは最長で2年11か月までとなっています。
半年の期間を空ければまた同じ職場で働くこともできますが、期間が決まっていることはデメリットといえるでしょう。
契約終了後の道としては、正社員登用制度で正社員になることや、ほかの職に就くことなどがあります。契約終了後に自分はどうするのか、早い段階から決めて準備しておくといいでしょう。
工場の契約社員のデメリット2.雇用が不安定
期間工は3か月か6か月ごとに契約の更新が必要になります。真面目に勤務していればそのまま問題なく更新して働き続けることができますが、欠勤や遅刻が多いなど、勤務態度に問題があれば契約できない可能性もあります。
また、閑散期などで生産量を減らすタイミングなどでは契約を更新できない可能性も少なからずあるので、雇用が不安定です。
これは契約社員のみならず、派遣社員にも言えることですが、大手企業だからと言っていつまでも契約が更新されていくとは限らないということは把握しておかなければなりません。
工場の契約社員のデメリット3.配属先などは選べないことが多い
工場で配属される仕事内容のほとんどはライン作業ですが、ライン作業の中でも仕事内容は様々で、体力を必要とするものもあれば、細かい作業や集中力を必要とする場合もあります。
「自分は体を動かしたいから組み立て作業のような体力仕事がしたい」「細かい作業には自信があるから塗装作業がしたい」などのように考えていても、希望とは違う仕事に配属されることも少なくありません。
また、同様に寮の部屋も選べないことがほとんどです。社員寮に入寮する場合、必然的に空いている部屋に案内されるため、寮の設備や階数、角部屋などは基本的に選べません。
【まとめ】工場の契約社員はこんな人におすすめ
ここまで、工場の契約社員について、基本的な事項や他の雇用形態との比較、メリット・デメリットなどを紹介してきました。これらを踏まえたうえで、工場の契約社員はこんな人に向いています。
- とにかく稼ぎたい。寮生活でお金を貯めたい
- やりたいことが定まらず、とりあえず期限付きの契約で働いてみたい
- 大企業の正社員への登用を目指したい
- モノづくりの仕事に興味がある
1つでも当てはまるなら、工場の契約社員の求人に応募してみてはいかがでしょうか。
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