- 高卒の平均年収を知りたい
- 高卒と大卒でどれくらい年収に差があるのか知りたい
- 高卒でも年収を上げる方法を知りたい
このような疑問を解決していきます。
「高卒の年収はどれくらいだろう?」「高卒で年収を上げるにはどうすればいい?」などの悩みや疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
高卒の平均年収は大卒と比べると約100万円低いことがデータで分かっていますが、実は高卒でも年収を上げる方法はいくつもあるのです。
そこで今回は高卒の年収について、国のデータをもとにさまざまな角度から紹介するとともに、高卒が年収を上げる4つの方法も併せて解説していきます。
ぜひ最後まで読んで、年収アップの参考にしてください!
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
- 寮付きの求人で住み込みをしたい
\希望の条件がきっと見つかる!/
高卒の男女別・年齢別の年収
では早速、高卒の年収について詳しく見ていきましょう。
ここでは高卒の平均年収について「令和2年賃金構造基本統計調査結果の概況」をもとに男女別・年齢別にグラフに算出してまとめました。
(※厚労省のデータを基に、一月の賃金に12を掛けておおよその年収を算出しています)
男女別で見ると、男性のほうが最大で150万円近く年収が高くなることがわかります。
続いて、高卒の平均年収を年齢別にチェックしましょう。
20代の平均年収
年齢階級 | 高卒の平均年収(男性) | 高卒の平均年収(女性) |
---|---|---|
20~24歳 | 245万1600円 | 227万5200円 |
25~29歳 | 279万7200円 | 241万8000円 |
20代の平均年収は男性が245〜279万、女性が227〜241万となっています。
30代の平均年収
年齢階級 | 高卒の平均年収(男性) | 高卒の平均年収(女性) |
---|---|---|
30~34歳 | 310万4400円 | 247万9200円 |
35~39歳 | 342万2400円 | 259万3200円 |
30代の平均年収は男性が310〜342万、女性が247〜259万です。
40代の平均年収
年齢階級 | 高卒の平均年収(男性) | 高卒の平均年収(女性) |
---|---|---|
40~44歳 | 373万6800円 | 266万2800円 |
45~49歳 | 399万9600円 | 280万8000円 |
40代の平均年収は男性が373〜399万、女性が266〜280万です。
50代の平均年収
年齢階級 | 高卒の平均年収(男性) | 高卒の平均年収(女性) |
---|---|---|
50~54歳 | 414万4800円 | 280万2000円 |
55~59歳 | 424万4400円 | 280万8000円 |
50代の平均年収は男性が414〜424万、女性が280万です。
年齢による推移をみると、男性は50代まで年収が上がる傾向にあり、40代後半~50代にかけて年収のピークを迎え、その後は減少傾向にあります。
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
- 寮付きの求人で住み込みをしたい
\希望の条件がきっと見つかる!/
高卒と大卒の平均年収の差はどれくらい?
高卒で就職した場合、年収はどれほどなのでしょうか。
ここでは厚生労働省の調査を基にして、大卒の平均年収と比較していきます。
高卒 | 大卒 | 年収差 | 生涯賃金差 | |
---|---|---|---|---|
初年度年収 | 約200万円 | 約252万円 | 約52万円 | - |
平均年収(男性) | 約351万円 | 約480万円 | 約129万円 | 約5160万円 |
平均年収(女性) | 約258万円 | 約356万円 | 約98万円 | 約3920万円 |
生涯賃金差は学歴による年収差に、労働年数約40年をかけて簡易的に算出しています。
(※厚労省のデータを基に、一月の賃金に12を掛けておおよその年収を算出)
初年度の年収比較
厚労省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況」によると、高卒の平均初任給は16万5100円(男性:16万6600円、女性:16万2300円)です。
初年度の年収は単純計算すると約200万円となります。
この数字は年々増加傾向にあり、平成26年度の15万8800円と比較すると約6000円増加しています。
大卒の初任給は20万6700円(男性:21万0100円、女性:20万2600円)で、年収は約252万円です。
つまり、高卒と大卒の初年度の年収は約52万円の差があります。
平均年収の比較
厚労省の「令和元年賃金構造基本統計調査結果の概況」によると、高卒の平均賃金は男性が29万2900円、女性が21万4600円で、年収換算すると男性が約351万円、女性が約258万円という結果になります。
ちなみに大卒の平均賃金は男性が40万0500円、女性が29万6400円で、年収を算出すると上記の表の結果となります。
学歴による年収差は男性が約129万円、女性が約98万円です。高卒と大卒で平均年収におよそ100万円の差があるということになります。
高卒と大卒では生涯でどれくらいの差になる?
上記の結果をもとに、高卒と大卒では生涯でどれくらい差が出るのか算出していきます。
約40年間働くとすると、学歴による男性の年収差129万円×40年で約5160万円の差が生まれます。
女性の場合は98万円×40年で3920万円の差が生まれるという計算結果となります。
もちろん単純に計算しているため、賞与や手当などを入れたり税金を引いた場合のリアルな数字とはなりませんが、平均でおよそ4000万円~5000万円の差が生まれることがわかります。
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
- 寮付きの求人で住み込みをしたい
\希望の条件がきっと見つかる!/
高卒で年収を上げるには?
ここまで高卒の年収について、大卒との平均年収の比較や男女別・年齢別の平均年収の推移を見てきました。
高卒の年収がどのくらいなのか、お分かりいただけたかと思います。
これまでは“平均”年収についてデータをもとに見てきましたが、上記で出た平均の数字よりも高い収入を得るにはどうすればいいのか、気になりますよね。
ここでは高卒で年収を上げる方法を紹介していきます。
主な方法をまとめると以下の通りです。
- 大企業の中途採用枠を狙う
- 専門スキルを活かす
- 非正規雇用から正社員登用を狙う
- 年収が高い産業で働く
1つずつ詳しく解説していきます。
年収を上げる方法に興味がある場合は目を通してみてくださいね。
大企業の中途採用枠を狙う
大企業の平均年収は中小企業に比べて約2割多いと言われています。
そのため、年収アップを図る場合にはまず大企業への就職を検討しましょう。
高卒の方が年収を上げるために大企業に入る場合、中途採用枠を狙うのがおすすめです。
新卒採用ではどうしても学歴が重視されてしまうため大卒に比べると高卒は不利になってしまいます。
しかし、中途採用の場合は経験やスキルなどが求められる傾向が強いため、高卒でも大卒と同じ土俵で戦うことができるのです。
1つの会社でスキルを磨いて経験を積み、同じ業界の大企業に転職することで、即戦力として活躍できるできます。
まだ何も経験やスキルが浅い場合は、将来大企業に転職することを見据えて経験やスキルを地道に磨くことをおすすめします。
専門スキルを活かす
高卒で年収を上げるには、専門スキルを活かすといいでしょう。
専門的なスキルや資格を取得している場合は、それらを活かせる企業に転職することで年収アップが見込めます。
また、まだスキルや資格がない場合は希少性の高い資格や、年収が高い業界にかかわる資格の取得がおすすめです。
誰でも取れる資格をたくさん取るよりも、ITやweb系の需要が高い資格を1つ持っているほうが年収は高くなりやすいです。
非正規雇用から正社員登用を狙う
大企業にいきなり正社員として就職するのは自身がないという場合は、非正規雇用から正社員登用を狙うという道もあります。
派遣社員であれば、正社員として就職するよりも採用されやすく、仕事のハードルも初めは低いので、安心して働き始めることができるでしょう。
非正規雇用でその企業の業務に慣れてから正社員登用することで、すぐに年収アップとはいきませんが、将来的に年収を上げていくことが可能です。
正社員登用を狙う場合、求人に「正社員登用あり」などの言葉があるか確認し、実際にどれくらいの割合で登用されているのかをチェックするようにしましょう。
年収が高い業界で働く
年収が高い傾向にある産業で働くことで、高卒の平均年収よりも多くの年収を稼げます。
年収を上げるのは個人の能力も大切ですが、働く場所も大切です。
年収が高い産業については次章で紹介していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
- 寮付きの求人で住み込みをしたい
\希望の条件がきっと見つかる!/
給与:【月給】195300円★残業手当あり!
★深夜手当あり!
★休日出勤手当あり!
休日・休暇:5勤2休
【お仕事内容】
・簡単な『機械操作』
・簡単な『目視検査』
・簡単な『組立作業』
※他にも、お仕事モリ沢山!
\ カンタン1分でみつかる /
そもそも平均年収が高い業界とは?
国税庁の「平成30年分民間給与実態統計調査結果」を参考にすると、業種別の平均年収は以下の通りです。
【業種別の平均給与(参考:「平成30年分民間給与実態統計調査結果」)】
産業名 | 平均年収(千円) |
---|---|
建設業 | 5015 |
製造業 | 5195 |
卸売業、小売業 | 3830 |
宿泊業、飲食サービス業 | 2506 |
金融業、保険業 | 6313 |
不動産業、物品賃貸業 | 4459 |
電気・ガス・熱供給・水道業 | 7590 |
運輸業、郵便業 | 4446 |
情報通信業 | 6224 |
医療、福祉 | 3972 |
学術研究、専門・技術サービス業、教育、学習支援業 | 4979 |
複合サービス業 | 3633 |
農林水産・鉱業 | 3116 |
業種平均 | 4407 |
高卒の平均年収が高い産業ランキング
- 電気・ガス・熱供給・水道業
- 金融業、保険業
- 情報通信業
最も年収の高い「電気・ガス・熱供給・水道業」は759万円です。
年収の業種平均が約440万円なのに対して、かなりの差があります。
就業する業界を選べば、年収も上がるということがこの表からもわかるのではないでしょうか。
年収の高い業界1位の「電気・ガス・熱供給・水道業」はインフラを担う企業ということもあり、大企業が多いため年収が高いのが特徴です。
続いて平均年収が高いのは「金融業、保険業」です。
高卒で銀行などは狭き門ですが、保険会社の営業などは就業するのもそれほど難しくないでしょう。
ただし、収入はインセンティブの割合が多く、能力主義の業界です。
年収の高い業界3位には「情報通信業」が並びます。
昨今ではインターネットの需要が高まり、なくてはならないインフラになっています。
そのため、需要の高い業界として年収が高い傾向にあります。
学歴よりも実務経験を重視する業界の風潮があり、知識やスキルを身につけることができれば活躍できるでしょう。
高卒・未経験で高年収を狙うなら「製造業」がおすすめ!
ここまで、年収が高い業界について紹介してきました。
ここまで読み進めて「自分は経験も資格もないし、実力主義は不安だし、年収が高い業界は敷居が高そう」と感じた方も多いのではないでしょうか。
そこでおすすめの業界が4位に入る「製造業」です。
ここからは、工場勤務の主な仕事内容やおすすめの理由、工場の求人の探し方などを紹介していきます。
- 高収入の仕事を探している…
- 今すぐ仕事をスタートしたい!
- 寮付きの求人で住み込みをしたい
\希望の条件がきっと見つかる!/
工場勤務をおすすめする理由
工場勤務の特徴として、年収が高い業界の中でも資格や経験が必要ないことが挙げられます。
つまり、未経験で高収入を狙う方には工場勤務が適しているのです。
ここでは、そんな工場勤務をおすすめする理由について紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- 学歴不問
- 製造業は日本の主要産業
- 製造業界の人手不足
- 手当が充実
- 住み込みで生活費が浮く
1つずつ詳しく解説していきます。
製造業に興味が湧いてきた方もそうでない方も、ぜひ最後まで目を通してみてください。
学歴不問
工場・製造業の求人のほとんどは学歴不問です。
そのため、高卒の方でも高収入を狙うことができます。
年齢が上がれば役職にも就くことができ、高卒でも班長や主任などに昇給できるため年収アップが見込めます。
日本の主要産業だから
製造業は日本の主要産業として知られています。
経済産業省の調査によると、製造業の売上高は日本全体の24.4%と、日本経済の4分の1を占めています(出典:「経済産業省 平成28年経済サンセス-活動調査」)。
そのため、業績は比較的安定しており、基本給も高く、仕事も多いのが製造業の特徴です。
製造業界は人手不足だから
製造業は現在人手不足に悩んでいます。
製造業界は日本の主要産業である半面、少子高齢化の影響を受けており、「仕事はあるのに人手が足りない」という状況です。
そのため、企業の大小にかかわらず人材を集めるために基本給を上げていたり、手当や労働環境を充実されていたり、総じて待遇が良いことが工場勤務をおすすめする理由です。
実際に求人を見ても、体力が必要となる組み立て作業だけでなく、女性でも手軽にできる軽作業など求人であっても時給1400円以上と、ほかの業界と比べても高い時給を誇ります。
手当が充実しているから
工場勤務は手当が充実しています。
そのため、仮に基本給が平均的であっても収入が高くなる傾向にあり、結果として他の業界よりも高い年収が実現できます。
工場勤務で受けられる主な手当は以下の通りです。
- 深夜手当
- 入社祝い金
- 満了慰労金(3カ月または6カ月ごと)
- 経験者手当
- 食費手当
- 休日出勤手当・残業代
工場では深夜の勤務があるため、夜勤手当として基本給+25%の収入が得られます。
また、入社時、期間満了時などにはそれぞれ手当があり、普通に働いているだけで収入が高くなります。
この満了慰労金は長く働けば働くほど金額が増していく特徴があるため、長く働けばさらに年収は上がるでしょう。
その他、企業によっては食費を支援してくれることもあるなど充実した手当があるため、未経験でも高収入になりやすいのが工場勤務の魅力です。
\月収30万円以上もあり/
住み込みで生活費が浮く
工場勤務の中には住み込みの求人も多数あり、寮費が無料であったり一部負担であったりと、生活費をかなり浮かせることができるのです。
そのため、ただでさえ他の業界より多い収入のほとんどを、自由に使えるというメリットがあります。
ほかにも工場勤務には以下のような好待遇があります。
- 家電家具等の備品完備
- 敷金礼金初期費用なし
- 寮費無料・一部負担
- 水道光熱費無料
- 食費支給
- 通勤の交通費0
住み込みの場合、家具や家電が揃っており、敷金や礼金などの初期費用もないため0円で部屋に住み始めることができるため初期費用がほぼ掛かりません。
一般的に賃貸で部屋を借りる場合は初期費用だけでも数十万円かかるのは当たり前なので、かなりのコストカットになります。
また、毎月の家賃も無料の求人が多くあり、月々の支払いもかなり少なく済みます。
そのほか、水道光熱費や食費なども賄ってくれたり、通勤には専用のバスがあったりと、生活費がほとんどかからないのが住み込み求人の魅力です。
生活費がかからず給料も高いため、1年で300万~400万円以上の貯金をする人も珍しくありません。
\寮費無料の求人も多数掲載!/
高卒で高年収の製造業の求人を探すなら「コウジョブ」
ここまで読み進めて、工場・製造業のお仕事に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
高収入の工場求人を探すなら、工場・製造業専門の求人サイト「コウジョブ」がおすすめです。
コウジョブなら、自分に合った理想的な工場のお仕事が見つかります。
- 全国の工場求人が掲載、働きたいエリアで仕事ができる
- 高収入・好条件の工場求人が見つかり、年収アップが見込める
- 一般的な求人サイトにはない工場求人がたくさん見つかる
コウジョブを利用して高収入のお仕事を探すことで「全国の工場求人の中から」「好条件の求人を」探すことができるため、自分に合った求人が見つかります。
工場求人への応募を検討している人はもちろん、少し迷っていて試しに求人を見てみたいだけの場合でも、まずはコウジョブに登録してみてはいかがでしょうか。
求人を探すなかで、思いがけず魅力的な高収入の求人に出会えるかもしれませんよ。